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まあ、倉庫っていうやつです。

【十五話】いきなりレールガン女子高生ヴァーサス

あるところには骨塚と呼ばれる場所があります。
骨塚には戦争などで死んだ人々の骨がたくさん捨てられたと言われています。
そして…ある時から捨てられた骨たちがひとりでに動くという噂が現れ始めました。
そしてある日、一人の女の子が確かめに行ってしまったのです。
噂は本当でした。女の子はたちまち骸骨達に引きずり込まれて行きました。
その女の子の行方を知るものはいません…。

いきなりアイスピック女子高生ヴァーサス
第十五話

「骨サーの姫」


なんと恐ろしい怪談であろうか!?
だが除霊協会ではこの怪談は事実として認定されており、この女の子を連れて帰る、骸骨たちを除霊するなどのミッションを達成したものには多額の報酬が支給されるのだ!!
だが!!生きて帰り報酬を得た者、未だおらず!!

「成功したら焼肉どれくらい食べれんのかな…」
だがその多額の報酬に目が眩む者は後を絶たず!その内の一人、アイスピック女子高生アサカ!!
「ちょっと偵察程度に見に行ってみるか」
ちなみにちょっと下見に行ったきり帰ってこないのが挑戦者の半数はいる。

骨塚!!骨で埋め尽くされた地!!不気味なほど近辺に人は住んでおらず!異様な景色!
「あ~、あ~、こりゃあすごいなあ」
無警戒な侵入!!そして!!
「お嬢さん、ここからは骨塚だわ。入ると危ないわよ」
セーラー服を着た骸骨!!だが骨格はどう見ても男性!!そう、オカマ!!
「えいやぁぁぁー!!」
有無を言わざす攻撃!!
「あららら乱暴ねえ」
骸骨崩壊!!だが除霊できたわけではない!
「貴様らを除霊するのは私では難しそうだから…女は貰うぞ」
「あら~私達の姫ちゃんが欲しいのね?あの子そう簡単には離れないわよ。ウフフ…」
「うっさい」
アサカはまだ喋る骸骨の頭を蹴っ飛ばして侵入した。

「わーっ!また生者が来たぞ!」「女の子が来たぞ!」
骸骨がいっぱいだぜ!!だが攻撃して来ないね?
「お嬢ちゃん、悪いことは言わねえ!早く帰るだ!!」
「私が貴様らにやられるとおもうのか!!」
「違うだ、姫様がお嬢ちゃんを殺してオラたちの仲間にしちまうだ!!」
「何ィ?」
状況がよくわからない。姫と少女は同一人物でいいのだろうか。
少女は骸骨達に捕らえられている訳ではないのか?
「まあどれでも連れて帰えれば焼肉だ」
「ああ…行っちまっただ…」「あいつ死ぬぞ…」

「アサカ!何で来たんだ!」
話しかけてくる骸骨!!
「誰?」
「俺だ、ヤマタロウだ!」
「…誰?」
「焼肉を奢っただろ!!」
「…ああ!あの目がいやらしかった!いい姿になったな!!」
「ひどい!!」
ヤマタロウもまた幽霊ハンターなのだ!だが見ての通りの末路!!
「骸骨達は悪い奴らじゃないんだ、でもここの「姫」はやばい!」
「姫って怪談の女の子でいいのか?」
「そうだ!だが奴はここの骸骨達を支配して…!!」
「姫様が来たどーーーっ!!」
響く大声!!骸骨達が通路脇に集まり道を開ける!!
「ああ!隠れるんだアサカ!」
「あっちから来るなら手間が省ける。私はお前のようにはならん。」
「くそ!ならこれだけは言っておくぞ!あいつは…この骨塚にいる限り無敵だ!!」
何か大型のものが動いている…ああ、骸骨達で出来た輿!!
骸骨達が骸骨達で出来た輿を運んでいる…そして輿の上には骸骨達で出来た玉座が存在!!そこに座するは…!!
「また…人間が入って来たの…?」
髑髏を抱きかかえる女子高生…!

「…まるで自分が人間じゃないような口ぶりだな」
睨み合い!上下で交差する視線!
「…わたしは不死のガイコツなの。…人間とは違う、もっと…とにかくすごい存在なの。」
「骸骨っていうのは、普通肉や皮がないんだけど?…あっ、ガリガリに痩せてて確かにホネっぽいかも…でもっぽいだけじゃねえ?」
「…おまえ、死刑…ころして手下にする…!」
輿が変形!彼女を下ろす!!
「お前…名前は?」
「わたしは…スズカ…おまえを…ころす!!」

分析。
痩せた体格からするに対した力はない。恐らく他の骸骨達をけしかけてくるだけだろう。彼らは彼女に対して心酔して從っているわけではないようだ。となれば彼女を無力化すればいいだけ。
もしかすると骸骨達を動かしているのが彼女の仕業という可能性もある。その場合、両方達成で焼肉食べ放題!!!
「小遣いになれやぁーーー!!」
欲に塗れ突進!!だが!!
「(骨が向かってこないぞ…これは!?)」
生じる違和感!!
そして骸骨たちが集まり繋がり合体し!スズカの腕の先でその姿を大きく変異させる!!
「(大剣か!?)」
これぞ髑髏武装スカル・アームド!スカル・ファング・ソード!!
彼女は骸骨達を変異させ武器とする女子高生!!
骨が変形した籠手によりこの剣を振るう!!
「バカか!?骨がステンレスで出来たアイスピックに勝てるわけないだろ!!」
アイスピックで受け止める!!しかし!!
「バカな!?」
受け止めたアイスピックのニードルは粉々に砕け散る!!緊急回避!!

何故アイスピックが負けてしまったのか!?それはスカルソードの刀身の材質が関係している!!
この剣の刀身の表面は骸骨達が変異することによりエナメル質で構成されている!!
エナメル質とは歯を覆っている身体の中で最も硬質な硬組織である!!
素材の硬度を数値化したビッカース硬度において、一般的なステンレスは187ほど!!
そしてエナメル質は408ほど!!!凌駕!!

「くそっ!思ったよりも手間が掛かりそうだな…!!」
「ふ、ふふ…おまえも…いままでのやつらと同じこと言った…!」
勝利を確信した笑み!
「(落ち着け…!奴は既に勝利を確信しきっている…そこに付け入る隙が出来るはずだ…!)」
「うーん、でも前もこれでころしちゃったし…それじゃ面白くないなあ…」
スカルソード、分解!!
「…!」
アサカ、勝機を感じ取る…!!


「よし到着!なんだかすごそうだけど女の子一人連れて帰ればオッケーなんて楽勝ね!」
「そうかなぁ?」
あっこいつらは!バール女子高生カナとスレッジハンマー女子高生ツチコだ!!
「カナ、結構まずそうだよ~ここ」
「アタシとツチコと一緒なのよ!負けることなんて無い無い無い!」
「…前はプランAはだめだったけど~。」
「ツチコのプランBは上手く行ったじゃない!さあレッツゴー!」
「待ってよ~」
だが!!
「あら!?貴方達もうちの姫ちゃんを捕まえに来たのかしらん!?」
頭部のないセーラー服骸骨!!
「ぎゃ、ぎゃああああ首なし骨ぇぇぇっ!!!」
カナ、失禁!!そのまま腰を抜かす!!
「カナ…。」
「あら~、こんな所に来るぐらいならそんなに怯えなくてもいいじゃな~い?」
「い、いやっ、そんな、そ、そん…」
失神!!
「カナ…。」
「あらやだ!お友達さん、気を失っちゃったわよ!」
「連れて帰ります~。お邪魔しました…。」


アサカは巨大な骸骨で出来た腕と対決!!
髑髏武装スカル・アームド!ギガンティック・ボーン・アーム!!
「えへ、えへへ…たたきつぶしちゃう…よぉ!」
「ちっ!!」
暴れ狂う圧倒的質量!!直撃は死!!だが鈍重!アサカはことごとくを回避!
「当ててみろォ!!」
正面に出て挑発!!その意図は!?
「む~…!つぶして…や…る!!」
両手を握り合わせ、アームハンマー!!
「へっ!!まんまと!!」
回避!!挑発により予測通りの攻撃を出してしまったのだ!!
「誘いに乗ってよォッ!!」
アイスピック投擲!!地面にめり込んだ腕はすぐには動けず!!
「えっ、やっ」
スズカの脇腹に突き刺さる!!
「い゛やぁああぁぁっ!!いたいいっ!!いたいいい!!」
凄まじい悲鳴!!ダメージに慣れていないことの証明!!
「それ以上痛い思いしたくないなら一緒に来てもらおうか」
「いたいよぉ…いたいいたいいたい…っ」
涙をぼろぼろこぼし蹲るスズカ!勝敗は決したか!?
「おまえぇぇ…おまええっ!!」
迸る憤怒!!殺意!!
「ちっ、おとなしく降参してくれりゃいいのに…!」

骸骨が集まり巨大な銃へと!!
髑髏武装スカル・アームド!!スカル・ダーク・ブラスター!!
「死ねえええええぇぇっ!!」
乱射!!銃口の頭蓋骨口部からビーム状のエネルギーが吹き荒れる!!
「糞がッ!!」
アサカ、遮蔽物に退避!!チャンスを伺う!!
「死ねっ!!死ね!!死ね!!死ねぇ!!」
錯乱しているため目標を捕捉せずただ乱射!!だがその乱射ぶりにより迂闊に頭を出すことも危険!!遮蔽物が保つ保証も無し!!
「怖いわぁ…」
アサカは急に冷静な気分になった。

「はぁ…はぁ…はぁ…っ…はぁ…」
やがてスズカは疲労困憊、射撃を中止。
「はぁ…はぁ…殺っ…た…?」
辺りを見回す。あたり一面は焦土と化している。場には腕から外したギガンティックアームだけが残り「そうだといいよなァーッ!!」
ギガンティックアームの影からアサカ出現!!アイスピック二本投擲!!
「えっ…ぎゃああああっ!!!」
左右の太ももに命中!!
「いだああッ!!いだいいっ!!いたいいたいたいいっ!!」
顔面蒼白!!倒れ込み悶絶!!失禁!!
「続けるとまだ痛いところが増えるぞ?」
「いたいよお…いたい…いたいい…」
スズカはますます涙を流し顔がぐちゃぐちゃに汚れていた。
「ほら、一緒に来たら痛いの無くなるぞ」
「なんで…なん…でわたしが…こんな目にぃ…」
「家に帰らないからだ」
「いえ…!?やだ…かえらない…!あん…なやつらのとこには…」
「あっ、これもしかし」「帰らないいいいッ!!!」
髑髏武装スカル・アームド!スクレット・スラスター・ウィング!!
「飛べんの!?」
髑髏武装スカル・アームド!!ボーン・ギガンティック・レッグ!!
髑髏武装スカル・アームド!!!ボーン・ギガンティック・アーム!!
「あっ、あっ、やばい」
髑髏武装スカル・アームド!!!!シェーデル・プロテクト・シールド!!
合神ゴッドオン!!完全髑髏武装スカル・フル・アームド!!!!!餓裂髑髏巨神ギガンティック・ケイローン・スケレトゥス!!!!!
スズカ!骸骨巨神と成る!!!!
「…どうしよう」






「いやあ、貴重な情報をこんなにも大量に!ありがとうございました!」
「いえ、その…逃げ帰っただけで」
「いえいえ!生きて帰って情報を持ち帰った人は初めてですから!とんでもない快挙ですよ!」
「そ、そうですかねえ…!?」
「では、報酬の方を振り込んでおきますので!」
「ありがとうございます~!」
結局アサカは逃げ出した後協会に情報を渡した。調査するだけでも報酬が出ることを思い出したのだった。
「うひ~多いぞ!焼肉食べれる!やったぜ!」
よかったね!!



…だがしかし!骨塚では!!
「あいつ…みつけだして…こんど…こそ…!」
残留する憎悪…!
「殺す…!!」





だが悪のはかせがどこからかこの戦いの一部始終を目撃していて…?
「これ少年漫画じゃない…?」



アサカ
アイスピックのニードルを戦闘用にかってえ素材で特注しようかなと考え始めた。
スズカ
元はただの骨好きの家出少女だったのだが、骨塚の噂を聞きそこへ向かったことで運命が一変する。
彼女はそこで自らに骸骨を操る能力が有ることを知り、骸骨達に魂を閉じ込め生ける屍とし自らの王国を築く。
非力な少女に過ぎないのだがスカル・アームドを行うことで凄まじい攻撃能力を獲得することが出来る。
特にスカルフルアームドし、スケレトゥスとなった彼女はとにかくすごく、手に負えない。
骸骨
白骨死体に魂が閉じ込められた存在。
骨塚の白骨死体には無念により魂が残留しているものが多く、スズカの手で動く骸骨にするのに非常に都合が良かった。
現時点ではスズカの能力が及ぶ範囲、骨塚付近から出ることは出来ないが…?
カナ
動く骸骨と致命的に相性が悪いことを知る。
ツチコ
カナが身の丈に合わない依頼を受けようとするのをどうやって止めるか考えている。
ヤマタロウ
誰だよ…。
悪のはかせ
キャスター付きの椅子で走って遊んでたら勢い良く転倒して危なかった。
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