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【六話】いきなりレールガン女子高生ヴァーサス

いきなりレールガン女子高生ヴァーサス
第六話

「野生の掟」

ここは近未来の都市!早速なのだがこの・・・そんな平和でもない・・・街を巨大な二足歩行兵器が蹂躙していた!!
「ギェエエェェェエエエエーーーーー!!!」

これは咆哮に聴こえるのだが、実際は関節の軋む音らしい。
それ良くなくない?
ちゃんとグリスとかそういうなんかを挿しているだろうか。
関節がプラプラになってまともに立てなくなってしまうのではないだろうか。
ところで関節の補強は瞬間接着剤よりも、弾力のあるボンドのほうが有効なこともある。
覚えておけ。

「うわーっメ【検閲済み】だーっ!!」
人々に巨大な猛威に立ち向かう術はない!
大自然の掟に従うしかない!!

二足歩行兵器の口部プラズマ砲がその銃口を見せる!!
人々に終わりの時が来た!!
そうだ!!これこそが野生の掟だ!!

だが!いきなり長いレールガンを持った女子高生がやってきて、とにかくすごい攻撃で二足歩行兵器の射撃を阻止した!!

「ギイェエエエエエエエ!!!」
これは悲鳴に聴こえるのだが、実際は関節の軋む音らしい。
そのまま女子高生はレールガンを投げ捨て、高周波カタナ・ブレードを抜刀!!
そう!!カタナ一本でこの大型兵器に戦いを挑むのだ!!

二足歩行兵器の機銃!!
か弱い少女の肌などダンボールのようにたやすく貫通してしまうだろう!!
だが女子高生はカタナで弾いて防御!!走りながら!!

二足歩行兵器のテイル・アタック!!
圧倒的質量の暴力により少女は肉塊に変わってしまうだろう!!
だが女子高生はカタナで受け止め、尻尾を巻き寿司めいて切断!!

そして二足歩行兵器は全ミサイル・ハッチを展開!!
全弾発射!!!ただ一人の敵を仕留めるためだけに!!!
爆風の嵐が起きる!ああ・・・だが!

それが野生の掟!!

女子高生はミサイルからミサイルへと飛び移り、凄まじい勢いで二足歩行兵器の元へ!!

生きている!!

おお、だが二足歩行兵器はその腕を巨大なブレードに変形させ、女子高生を斬り伏せようとしているではないか!!

選択肢はない!!

女子高生はそのままカタナでブレードを受け止める!!そして火花を散らしながらブレードを滑り降りるように前進!!

嗚呼!!

そして二足歩行兵器の眼前まで踏み込み、そのまま頭から尾までをカタナで斬り抜ける!!

野生の掟!!
これが野生の掟!!!

哀れ、二足歩行兵器は真っ二つに両断され、爆発四散した。
これでこの街のそこまででもない平和は帰ってきた。良かったね。

しかしその様子を悪のはかせがどこからか見ていて・・・?
「か・・・格好いい・・・チャンネル間違えて良かった・・・」

五話へ 七話へ

迅雷
色々とかなりひどい目に合ってサイボーグになってしまった女子高生。
その義体は超高級品であり、ちょっとやそっとの無人機程度ではとても敵わない。
射撃武器よりも近接武器を好んで使い、高周波カタナ・ブレードの切れ味ととにかく凄い筋力でなんでも斬り裂ける。

大型二足歩行兵器
やや時代遅れになっていたメ【検閲済み】Yをこれでもかと魔改造した一品。
だが迅雷には敵わず、無機物の熾烈な弱肉強食の世界において肉となってしまった。

悪のはかせ
面倒くさくなってきてノーブラでいいかな、と思い始めた。

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プロフィール

HN:
Rark
職業:
女子高生
自己紹介:
ここに来るならばもう分かっているのではないか!?

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