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まあ、倉庫っていうやつです。

【十六話】いきなりレールガン女子高生ヴァーサス

さて、今回はこの中世な感じの国から物語を始めよう!!
この国は指導者である王が亡くなったため、後継者を立てる必要に駆られていた!!だが!!
「今こそ逆賊アネキを打倒し、我、アニキこそ王に相応しいと前王に示すのだ!!」
「やつが王になれば暴君となる!!この私アネキこそが支配者に相応しい!!」
王子と王女で大喧嘩!!内乱!!国民は大迷惑の惨状となっていた!!
いきなりレールガン女子高生ヴァーサス
第十六話

「神と天使」


平原を暴れ狂う戦車!!兵隊たち!!
「ははあ…」
「これは大変だなあ…」
異郷の地に立つ二人の少女!
レールガン女子高生レイルと二丁拳銃女子高生ハヅキ!!
彼女たちがこの問題に挑むぞ!!しかし!?
「どうする?あれどっちも吹き飛ばしちゃう?」
「いやあ…」

第二王子アニキと第四王子オトートの勢力!!
第一王女アネキと第三王女イモートの勢力が男と女の醜い戦いを繰り広げていた!!
どちらかが勝つことは、片方の性別が極端に優遇されることを指す!!
極端な不平等により、家族で暮らすことすら難しくなる!!
どちらが勝っても、国民に未来はないのだ!!
されど、彼らの代わりとなる指導者候補、見つからず!!
「じゃあこれ、私達が次の王様を探して決めるとか、そういう流れ?」
「…そんなこと出来るのかなあ」
「…だよねえ」
「まずよそ者の私達が政治に干渉するっていうのがよくないと思うんだけどなあ」
「ここの国がどんな所かもよくわかんないしね」

女子高生二人、困る!!
ところが!?謎の白い人影が現れる!!
「見つけました!レールガン女子高生さんです!」
「あっあれ、誰?」「白い…?」」
三人の白いフードを被った少女が駆け寄ってくる。
そのスピードはあっという間!逃げる暇も無く近づかれた!
「うわわっ」「な、何!?」
白いフードとクロークの隙間から覗くスーツからは未来的な物が感じられ、少なくともこの世界の人間でないことを物語っていた。
二人が話しかけて来るが、一人は来た方向を眺めていた。
「あの、レールガン女子高生さんですよね…?」
「え、ええと、多分そうです…」
「あ、貴方達は何?」
「そ、それはえっと…」「あの、レールガン女子高生さんを助けるために来たのです!」
まったく正体がわからないぞ!!
「だ、誰の指示で?何で私の事をしっているんですか?」
「えっと…その…」「た、隊長が来たら説明してくれるので…」
「隊長…?」

レイルはある事に気がつく!フードから覗く顔が似通っていないだろうか?そもそも声も双子のように近い。
「えっと、もしかして貴方達はクローンとかです?」
「えっ!?」「ど、どうして分かるんですか!?」
もはや自白!!
「隊長が来ました!」
後ろを向いていた三人目の声がした!!その時既に!!
「よっと」
レイルの背後に「隊長」が着地!!
「わああ!?」「は、速い!?」
「あらら、驚かせてしまいましたね」
フードを首元の機械に収納させ、「隊長」はにっこりと微笑んだ。

「そ、それで貴方達は一体…」
「私達はレイルさんのような人たちをサポートするのが仕事なんですよ。それと私の名前はハービィです。」
「は、はあ。ハービィさん。」
「ハービィさんって…あの、私、達に使命を与えた…何かの側の人なんですか?」
「違いますねー」
冗談のように笑いながらハービィは答えた。
「ええ、じゃあ何で?」
「助け合えばお互いの仕事がスムーズに運ぶでしょう?」
「まあ、確かに…。」
レイルは困った。正体がわからなすぎる。戦いになった場合勝てる気もしない。どうなる。

「ん…私達のことが怪しいとお考えでいらっしゃる?」
ハービィは不満そうな顔を見せた。
「え、いや、そんな事は…!」
「当たり前ですよね!怪しいですもん!!」
ハービィはふふふと笑顔になった。振り回されているぞ!
「…。」「…。」
レイルとハヅキ、完全にペースを奪われる!
「じゃあ私どもを信用して頂けるよう、これをお試しください」
ハービィは不思議な…恐らく鍵…を渡した。
「こ「これはこの国の王の宝物庫の鍵…の模造品です。」
質問をしようとした途端回答された!
「オリジナルは四人の王の子の姉弟達に分割されて渡されているものです。この模造品は既に4つ集まった状態で作られています。結構格好いいでしょう。」
「! あの人たちは宝物庫の中身を狙って喧嘩してるってことです?」
「ふふふ、そうです。「4つの鍵を揃え宝物庫を開けたものが次の王となる」と言い残して王様は亡くなられました。おお、悲劇…!」
「うひゃあ、争うわな。仲悪いようだし…」
レイルは嫌な王様だな、と思った。

「ですから、貴方達が宝物庫を開けてしまうのです」
「え?」「へ?」
ハービィはなんでもないことのように笑顔で言った。
「貴方が宝物庫を開けちゃうんですよ」
「なんで?」
「開けたものが王なら、開けたら貴方が王の権利を手にできるって事ではないですか?」
「…ないと思いますけど」
「そうでなくとも、争いの源は奪い取ったほうが一つにまとまると思いませんか?」
「うーん、ハヅキ、どう思う?」「ま、まあ、喧嘩の原因は減るよね…」
ふとレイルに疑問が湧いた。
「…これって、私がやる必要あるんです?」
だがハービィは笑顔を崩さず。
「問題を解決するのは貴方の役割、使命です!私共はあくまでそれを支援するのが役割なのです~。」
あくまでお前自身がやることだと。
「…私の使命。」
「そう!」
そしてハービィは。
「…最後に引き金を引いて終わらせるのは貴方の使命なのですから…」
小さい声で呟いた。
「え?何か言いました?」「…。」
「言いましたよ!バカ王子王女達の頭を冷まさせてあげてやりなさいって!」
「ええ、そんな~」「…。」
ハヅキは何故だか黙っていた。

「じゃあ私共は他のお仕事もあるので、この辺で!次の再会をお楽しみに!違う担当に会うのが先だと思いますが!!」
「あっ、隊長待ってください~」「隊長~」
こうしてハービィ達は平原を"跳び跳ね"、あっという間に去っていた。
「…な、なんだったんだろう…。」
「…。」
「…ハヅキ?」
ハヅキは思い詰めた表情で俯いていた。
「えっ、あっ、行こうか!」
「ハヅキ…?」
まだこの子の事はよくわからないな。レイルはそう思いながら宝物庫へ向かった。



国の果ての方にある宝物庫は厳重だった!警備が厳重というわけではなかった!誰もいねえしな!しかし厳重だった!!
もう、これ世界一の鍵開け屋でも匙を投げるだろうなというすごい感じだった。オーバー・テクノロジーだ!!
「す、すごい、ただ鍵がある扉があるだけなのにここまですごそうに見えるんだ…」
「ほ、ホントすごいね…。」
すごいとしか言いようがない凄さだぜ!
「だ、誰もいない?」
「いないみたいだよっ」
コソコソと二人の女子高生!鍵を鍵穴に入れる!!すると!!
「うわっすごい!!」
すごいオーバー・テクノロジーな感じで鍵が回る!歯車が回る!扉が開く!!
「凝りすぎじゃない!?」
「な、なんでこんな凝ってるの?宝物庫ってことはしまうためにそれなりに出入りがあったんじゃないの?」
内部に侵入!!そこでは廊下の壁に数々の王の生前の思い出の写真の数々!!そして!!王族の家族写真も複数!!
「あ、こ、これって…」
「う、うん、ここそういうことなんだね…」
二人は何を察したのか!?その時!!

「待て!!」「盗賊共!!」
突如響く男女の声!!広いから響くぞ!!
「あっ見つかった!」
「我らが王の宝物庫に」「侵入するとは!」「なんたるッ!!」「不届き者共!!」
交互に華麗に喋るぞ!!こいつらは!?
「あっ、貴方達は…!」
レイルはこう言えば自己紹介して貰える気がした。
「フッ…」「そう!」「私が第三王女、イモート!!」「私が第四王子、オトートッ!!」
ああ!?それぞれアネキ王女とアニキ王子に属していた筈のイモート王女とオトート王子!?
「驚いたか?我らは」「あの愚かな兄とッ!!」「姉に!!」「組みしていた!」「訳ではないのだッ!!」
「仲良さそうだねえ…」「うん…。」
そう!イモート王女とオトート王子は姉兄の敵!!内部より崩壊させるために勢力に加わっていたのだ!!
「彼奴らは!」「バランスという物を!」「考えず!!」「極端に走るッ!!」「愚か者達!!」
「勝てば男を冷遇するなどと!」「勝てば女を冷遇するなどとッ!」「愚かな政策を!」「本気で進めようとするッ!」「「暴君候補共ッ!!」」
「聞いてて疲れるなあ…。」
「あはは…」
二人の女子高生は笑うしか無かった。

しばらくたのしい自己紹介が続き、ようやく本題に入った。
「フフフ…セバスチャンに監視して貰って正解だったな姉上」「そうだな、あの馬鹿共は気がついていなかったが、我らは白い者共にも気がついていた。」
「ははあ。すごいですね。」
「さて、私が宝を開けるとしよう。我が弟オトートよ、そいつらを見張っているのだぞ」「お前たちの処罰はこの後で決めよう…開けてくれた礼に素晴らしい処刑を用意してやるつもりだ」
「へへえ。」
イモート王女が最奥の宝箱を開ける!すると!!
「なッ…なんだこれは!?」「あ、姉上!?」
驚愕!!
「ねえハヅキ、たぶんあれねえ…」「うん…」
彼女が見たものは…!
「…『四人の力を合わせて、よくぞここまで来た…これからは四人で仲良く国を治めるのだ』…ですって!?」
「ええ!?姉さんそれって!?」
「ほらあ…」「ああ…」
そういう事だったのだ!!!

「ふっふっふっ…はっはっはっはっはっはっ!!」「ね、姉さん…」
「オトートよ!!」「姉さん!?」
笑顔のイモート王女!どうしたのか!?
「我々が正しかったということではないか!?」「ええ!?…ああ!確かに僕たちは仲良くしてるね姉さん!」
勝利の笑み!!
「はっはっはっ…正義は我にあり!!さて!!」「あっ、お前たちに礼をせねばなるまいな!!」
「あっ、うん。」「はい。」
レイル達に向き直る!!
「本来なら普通の礼をしてやりたいが…王の宝物庫に忍び込んだという事実は重罪…覆せん…よって!!」「…!!!」
おや!?急にオトート王子の様子がおかしくなったぞ!?どうしたのかな?
「…。」「ちょ、ちょっと姉さん!」「何だ!そこは例の決め台詞だろう!!」「あの、この人達って…天使様じゃない!?」「天使ィ!?」
姉弟、内緒話開始!!
「ん、どうしたんだろう。」「ねえ、このままここにいていいの?」「多分大丈夫だよ」
のんきだぜ女子高生ズ!!

「オトート…お前!いくらこ奴らの顔がいいからと!!」
「いやそういうことじゃないよ!だってほら!この人髪が白いし、見たこともない服を着てるよ!」
「う、うむ…確かに浮世離れした風貌ではあるが…だからといって…天使様か?」
「僕思ってたんだよ!あの白い人たちも天使様なんじゃないかって!」
「ん…確かにあやつらは人知を超えた速さだったが…確かに…」
「この人達は天使様が人間のふりをなされてるんじゃないかと思うんだ!だからちょっと…センスがズレてるんじゃないかな!」
「う、うむむ…もしや、もしかしてという事もあるな…」
レイルが声をかける。
「えっと、あの、話し合い終わりました…?」
「…単刀直入に訊く。汝らは天使なのか?」
「あ、えっと。」
そこへ!!!
「抜け駆けをしたのね!!悪い…クソガキ共が!!」
「探したぞ!!この裏切り者共めが!!」
突如大声!!宝物庫内に響きまくってうるさいぞ!!
「うるさっ!!」「うう~!!」
「ああ!!彼奴らも来てしまったか!!」
「わああ!姉さん!」
第一王女アネキ、第二王子アニキ到来!!

「フン…ネズミがいるなとは思っていたが…まさかお前らだったとはな!」
「鍵を盗んだのか?誰かに作らせた?ゆっくり聞かせてもらいましょうか…!」
利害が一致すると仲のいい姉弟で困るぜ!!
「姉と兄よ!!王は我ら四人で国を治めることを望んでいたのだ!!」
イモート、訴える!!だが!!
「戯言を!!どうせ既に宝を手に入れたのだろう!!」
「さっさと出すのよ!!」
聞いてくんねえ!
「ダメだ姉さん!こいつら絶対信じないよ!!」
「くっ…爛れ者共…!」

「あっ、分かった。」
レイル、ひらめき!!
「こいつらをぶっ飛ばせばいいんだ。」
レールガン、発射!!
「なっ、何だ!?」「何の光…!?」
射出された弾は眩い光を放ち、二人の足元へ着弾!!爆発!!
「アギャーーーーッ!!」「ギャアアアーーーッ!!」
たちまち吹き飛ばされる!!
アネキ第一王女!
並びにアニキ第二王子!!
両名そのまま国外追放!!!!!!

「な、なんという…」
「と、とにかくすごいね、姉さん…」
姉弟、圧倒される!!
「これで片付いた。」
「先程の非礼を詫びる!貴方方は天使様なのですか…!?」
イモート王女、頭を垂れる!
「いや、あの、天使ではないです。」
「ええ!?じゃあ…か…神様…!?」
オトート王子、呆然!!
「ではあれは…神の雷…!」
イモート王女、畏怖!!
「あの、二人で頑張って国を治めて下さい。それでは。」「失礼しました…。」
説明がめんどくさい!故に女子高生達は去る!!
「か、神様が…僕達を…」
「弟よ!!私たちは正しかったのだな!!」
「ちょ、ちょっと姉さん!?」
喜びのあまりイモートもオトートに抱きつくぜ!!


こうして女子高生達はVTOLに戻り、去ってゆく!
やがて美しい夕日の中に消えていくのを新しき王達は見た!
そして…この国ではレイルの姿が神の姿として語られていくことになるのである!!




だが…どこからか見ているなぞの者…!
悪のはかせが…!
「あ~、上手く行ってよかった~」
満足していた。



レイル
兵装調整室で服も作れることに気がついて(思い出して?)、お尻に穴が空いたスク水から着替えた。
ハヅキ
どうしてかオトート王子をよく見ていた。性的な目じゃないぞ。
ハービィ
クローンの白い少女達を率いる謎の「隊長」。彼女もまたクローンである
驚異的な身体能力と、未来的な装備を持つ。
何らかの手段で世界を移動でき、何故かレイル達を支援するが…?
アニキ王子とアネキ王女
仲が悪くて王になったら異性をメチャクチャ冷遇しようと考える嫌な奴ら。
物理的な意味で国外追放させられ、その後は新王達によって本当の意味で国外追放させられることとなる。
イモート王女とオトート王子
若き、というかまだ割りと幼い二人の王族。そして新王達である。
こちらの姉弟は仲が良好であり、バランスを大事にしている。
国民からはアニキとアネキの腰巾着と思われていたが、内乱を一気に終わらせ、その思惑が明かされたことでやや賛否はあるものの支持を得ることに成功した。
セバスチャン
スパイ活動だろうが戦闘だろうがなんでもこなすスーパー・執事である。
イモートとオトートに肩入れし、彼女らの力となっていた。
細い線て敵をめちゃくちゃ殺せる怖い人。
悪のはかせ
USBメモリを部屋のどこかになくした。
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