ここはシェオル高校!!とにかくすごいハイテク技術とかがすごいエリート校だ!!
だが!ここにはあやしい陰謀の影があるのであった!!
シェオル高校最上階、理事長室!!
「ふむ……アスナのユニットが破壊されたことで状況がわからなくなったな……」
この一室で白衣を着た妖艶な女性がモニターを見ている。
そこへ、一人の女子高生が部屋に入ってきたのだった。
「説明ですか」
「状況整理だ」
入ってくるなりいきなり話しかけられても、女性は特に変わった反応をすることもない。この光景が日常的だということを示しているのだ。
「カレンの方はどうなっている」
「画面に出てるでしょ」
「うるさい、それらしく報告しろ」
「連絡、ありません。おそらく――――やられたのかと」
「そうか……」
白衣の女性……悪のプロフェッサーは背もたれに体重をかけ、妖しい笑みを浮かべる……。
「どうやらこちらの計算以上の存在だったようだな……」
「蛇口さんと橋野さんの身が危なそうだし、こっち来て学校荒らされますよ?いいんですか?」
「ええい!もー!!余裕のある感じで振る舞うの!!わかんないかなあ、大物悪役の風格ってやつ!!」
悪のプロフェッサーの妖艶オーラが消失した。
「悪役は形より中身ですよ」
「はあ~……ところで貴方達があの子達を捕まえるの、分かってる? 生徒会長さん?」
「自分はなんもしないのに態度だけでかいの小物ポイント高いですよ」
「うるさい!!」
こういういんぼうのかげがあるんだね。
烈風チェーンソー女子高生
第3話
地獄の塔の中で